【横浜市南区】外壁塗装の前に知りたい七つの丘と住宅密集地の事情、実績7件から見る会社の選び方

この記事の結論

  • 南区は、大岡川と、それをはさむ七つの丘からなる区です。人口密度は1km²あたり15,719人で、横浜市18区の中でいちばん高い数字です(2026年9月1日現在の推計)。
  • 坂の上の家・隣家が近い家が多く、G.B.S の南区の実績7件にも、丘の上の洋風住宅や狭小地の3階建てが入っています。
  • 平楽・山谷・中村町5丁目・唐沢などは、風致地区の主な指定地として市の町名一覧に載っています。外壁の色を変えるなら、先に確認が必要です。
  • 塗装会社は、誰が現地を見るか・見積書の書き方・建物に合わせた提案かの3点で比べるのがおすすめです。

横浜市南区で外壁塗装を考えている方へ

株式会社G.B.S の長谷川です。私たちの会社は、南区六ツ川にあります。

南区は、坂道と細い路地が多い区です。「うちは坂の上だけど、足場は組めるの?」「お隣が近くて、工事のときに迷惑をかけないか心配」というご相談を、地元で何度もいただいてきました。

この記事は、南区で外壁塗装・屋根塗装を考えている方のための「地図」です。区の事情と私たちの実績をまとめ、詳しい話は個別の記事にお渡しします。

G.B.S は地元でどんな工事をしてきた?

公開している施工実績のうち7件が南区です。丘の上の洋風住宅、狭小地の3階建て、築15年のサイディング住宅など、建物の条件はさまざまです。

実績 建物の特徴 工事の内容
M様邸 高台の洋風住宅・砂壁の外壁 砂壁用の意匠性塗料で、ザラザラした質感を残して塗装
M様邸(2) 丘の上の洋風住宅・洋瓦とジョリパット 外壁・テラス・ガレージを塗装し、光触媒コーティングで汚れ対策
Y様邸 狭小地の3階建て・サイディング 苔が生えやすい環境に合わせ、防汚性の高い塗料を選定
K様邸 3階建て・モルタルと石調外壁 2つの外壁の色をはっきり分けて塗装。カラーシミュレーションで確認
S様邸 意匠性の高いモルタル外壁 屋根と外壁を塗装。外壁はラジカル制御型塗料でパステルカラーに
S様邸(2) 外壁をすべて白に 防汚性を考えた塗料で外壁を塗装。屋根は遮熱を考えた淡い色
O様邸 築15年のサイディング住宅 目地のコーキングを含めて改修。ご家族で検討したラベンダー系の色

(ジョリパットは、砂壁調の外壁仕上げ材の商品名です)

7件の写真と説明は、横浜市南区の施工実績の一覧でご覧いただけます。

丘と坂が多い密集した住宅地は、塗装にどう関わる?

坂と丘が多く、家が密集しているため、足場の組み方や近隣への配慮、湿気による苔への備えが、工事の質を左右します。

南区役所の「統計で知るみなみ」では、南区は区の中心を流れる大岡川と、それをはさむように連なる七つの丘からなる区と紹介されています。

項目 南区 出どころ
人口・世帯 198,847人・109,660世帯 横浜市 人口ニュース(2026年9月1日現在)
面積・人口密度 12.65km²・1km²あたり15,719人(18区で最も高い) 同上
住宅の数 107,520戸(居住世帯のある住宅) 令和5年住宅・土地統計調査
一戸建ての割合 34.9%(37,520戸) 同上
1981〜2000年に建った住宅 35.0%(37,670戸) 同上

人口密度が高いということは、お隣との距離が近い家が多いということです。狭小地の3階建てのY様邸でも、風の抜けが悪く苔が生えやすい環境でした。苔を放っておく危険は、外壁の緑色のコケを放置すると家が脆くなる理由で詳しく書いています。

また、1981〜2000年に建った住宅は、2026年の時点で築25年を超えています。塗り替えを一度もしていない家なら、目地のコーキング(すき間を埋めるゴム状の材料)や塗膜の傷みを確認したい時期です。

外壁の色を変えるとき、風致地区の確認はいる?

南区の一部は風致地区にかかります。色を変える塗り替えには市の許可が必要になる場合があるので、色決めの前に住所を確認してください。

横浜市の「町名一覧」では、南区の次の町名が風致地区の主な指定地として載っています。

  • 根岸風致地区:平楽、山谷、中村町5丁目
  • 山手風致地区:唐沢

町の一部だけが指定されている場合もあります。境目の確認は、市の都市整備局都市計画課(045-671-3510)で受け付けています。許可の流れや日数は、横浜市の風致地区で外壁の色を変えるときの許可と申請の流れにまとめています。

あわせて、大雨への備えも確認しておくと安心です。「統計で知るみなみ」の年表には、大岡川の氾濫で床上・床下浸水が出た年(1961年・1966年など)が記録されています。横浜市は区ごとに浸水ハザードマップと土砂災害ハザードマップを公開しています。塗装で浸水は防げませんが、家の周りを知る良い機会です。

実績で多い外壁・屋根の悩みは?

私たちの南区の実績では、「汚れ」「苔」「目地の傷み」「色選び」の4つのご相談が目立ちます。

悩み 多い建物 考え方
砂壁・ジョリパットの汚れ 丘の上の洋風住宅 質感を残す専用塗料と、汚れ対策を組み合わせる
苔・湿気 狭小地・隣家が近い家 防汚性の高い塗料で、塗り替えの間隔を長くする
目地のコーキングの傷み 築10〜15年のサイディング 塗装と同時に打ち替える
色選びの迷い 白・2色の塗り分け カラーシミュレーションで、事前に確かめる

コーキングの寿命は、実績のO様邸のページでも、新築時のもので「およそ8〜10年程度」とお伝えしています。詳しくは外壁コーキングの寿命と劣化サインをご覧ください。

狭小3階建ては南区の狭小3階建ての外壁塗装と、足場・近隣への配慮で詳しく書きました。丘の上の洋風住宅のジョリパット外壁は南区の丘の上の洋風住宅、ジョリパット外壁の塗装で紹介しています。2色の塗り分け・白い外壁も、個別の記事で詳しく書いていきます。

南区で塗装会社を選ぶときは、何を比べればいい?

「誰が現地を見て、誰が塗るか」「見積書に工程と塗料が書かれているか」「建物に合わせた提案か」の3つを比べてください。

  1. 現地調査をするのは誰か。 職人が見るか、営業担当が見るかで、提案の中身が変わります。職人の現地調査と営業マンの現地調査の違い
  2. 見積書に、塗料の名前・塗る回数・下地処理が書かれているか。 「一式」ばかりの見積書は比べられません。見積書で必ずチェックすべき5つの基準
  3. その家の条件に合わせた提案か。 坂の上・狭小地・砂壁など、南区らしい条件にどう対応するかを聞いてみてください。後悔しない業者選びとコンセプト

正直にお伝えすると、坂の上や狭い道の家では、足場の材料を運ぶ手間がかかり、費用が上がることがあります。その理由を説明してくれる会社かどうかも、比べるときの材料になります。横浜市全体の費用の考え方は、横浜市の外壁塗装の相場にまとめています。

よくあるご質問

坂の上や細い道の奥の家でも、外壁塗装はできますか?

できます。私たちも、南区の丘の上の住宅や狭小地の3階建てで工事をしてきました。足場の組み方や材料の運び方は家ごとに違うので、現地で確認してからご提案します。

南区で外壁の色を変えるのに、許可はいりますか?

多くの住宅ではいりません。ただし、平楽・山谷・中村町5丁目・唐沢など、風致地区にかかる場所では、色を変える塗り替えに市の許可が必要になる場合があります。色を決める前に、市の町名一覧と配置図で確認してください。

横浜市に、外壁塗装の助成金はありますか?

外壁塗装や屋根の補修を対象にした補助制度は、横浜市にはないと、市の「よくある質問」で案内されています。耐震や省エネなど、別の目的の制度はあります。

G.B.S の会社はどこにありますか?

横浜市南区六ツ川2丁目にあります。職人が直接お話をうかがいます。

まとめ

  • 南区は七つの丘と、市内で最も人口密度が高い住宅地の区です。足場・近隣・苔への備えが工事の質を左右します。
  • G.B.S の南区の実績は7件。洋風住宅・狭小3階建て・サイディング住宅などを手がけてきました。
  • 平楽・山谷・中村町5丁目・唐沢などは風致地区。色を変える前に確認してください。
  • 塗装会社は、現地調査・見積書・建物に合わせた提案の3つで比べるのがおすすめです。

南区は、私たちの地元です。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

出典と確認日

以下は2026年10月3日に確認した内容です。数字や制度は変わることがありますので、最新の情報もご確認ください。

この記事は、一級塗装技能士の長谷川 学(株式会社G.B.S 代表)が執筆しました。

株式会社G.B.S/〒232-0066 神奈川県横浜市南区六ツ川2丁目47-1/職人直通 080-3444-1110(受付 8:00〜18:00・日祝休)

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